世界中をめぐって魅力的な素材を探し出すことから、裁断、縫製まですべて自分たちの手でやりたい。そんなスピリッツを胸に、ボーデッサンは1979年、浅草の小さな職人工房として生まれました。

この素材の特徴を生かすには、どんな色がいいか、どんなカタチがいいか。ボーデッサンでは、さまざまな表情を持つ革から、新鮮な感動とバッグづくりの情熱をもらい、すべてがはじまります。私たちは頭を悩ませ、たとえ手間がかかっても、素材のよさを最大限に引き出すことを楽しみとしているのです。だから、一つひとつのバッグに、大量生産には真似のできないこだわりと誇りがあります。

すべてが手仕事。バッグができあがるまでの工程はとても多く、縫い目一つひとつの細やかな表情にも気を配るのです。

熟練した職人が丁寧に手をかけることで、素材に合わせた縫製や仕上げができています。それは私たちの誇りであり、楽しみであるのです。

少しずつ、いろいろなバッグを作って、いろいろな人に届けたい。そう思いながら、今日もアトリエにミシンの音を響かせます。